Webサイト構築に関するインタビュー

公益財団法人 孫正義育英財団 interviewee 事務局長 源田 泰之 様

Introduction

未来を創る人材への育英事業・世界の更なる文明の発達に貢献する分野の研究者及び研究機関への支援を展開する孫正義育英財団様。今回は、そのための会員への情報発信や財団会員募集にかかわるWEBサイトの新規構築~運用において、責任者である源田氏、当時の課題や背景、決め手、効果などを伺いました。

~ サービス利用前 ~

1)Webサービス立ち上げ時の問題・課題

・源田様は財団立ち上げ時に、構想の実現化に向けて、物件探しから、財団会員の支援とほとんど業務に関われたとお伺いしています。その中でWebサイト構築の背景や当時の課題がございましたらお伺いさせてください。

源田氏:まず、財団に限った事では無いですが、創設者である孫正義の価値を感じた事への投資と実現に向けたスピード感があります。財団設立に関しても、構想から実現化までのスピード感は、今振り返っても圧倒的なものがありました。そんな中でWebサイト構築の課題は、大きく3つありました。

1つ目は、ソフトバンクグループとは財務上でも異なる財布で運営している事もあり、ソフトバンクグループのリソースはボランティア程度でしか利用できなかったことです。2つ目は、予算です。本来の目的への利用予算を最優先にするため決して多いとは言えない予算の範囲で実現をしないといけなかった事があげられます。3つ目は、リリース時期ですね。2016年12月に設立し、1月には財団会員を募集・2月にはイベントの開催・3月には準会員の選考。内容的には色々と詳細が決まっていない中で、Webサービス公開に向けての準備期間が2ヶ月弱しかありませんでした。

2)LDSを選定された際の決め手

・そのような中でどのようにして、LDSをお知りになり、ご採用へとつながったのでしょうか?

源田氏:LDSの代表者である中村さんとは一緒に仕事をすることはなかったのですが、ソフトバンクアカデミアのメンバーを交えた関わりなどの中で、社員の成長・事業や人に対する愛情を持たれており、小さいながらも組織として、着実に想いを実現されていく様子を拝見してました。LDSさんが展開されている人事給与システムのインプリメント業務では、組織の想いを制度・運用を通じて実現する事への理解など、私の業務と同じ領域でしたので価値観が共有しやすかった事。LDSさんが制作されたドキュメンタリー映画「MAGIC TOWN – マジックタウン – 」をみて、子供の可能性に対する大人の関わり方など考えさせられ財団の考える「未来を創る人材への育英事業」と同じ方向を向いていることも大きかったと思います。そんな中で、財団として実現したい事へ共感を頂き利益抜きにも協力して頂ける姿勢が決め手となりました。

話はそれますが、ドキュメンタリー映画「MAGIC TOWN – マジックタウン – 」は、子供たちの可能性とそこに関わる大人の重要さを改めて考えさせられる作品でした。ワークショップとしても、利用させて頂ければと考えております。企業の人事の方や子供の育成に関わる方々には、ぜひご鑑賞して頂き、考える機会を設けてもらえますと、私としても未来が楽しみです。

3)Webサービスの導入・運用はスムーズに行えたか?

・導入から定着まではスムーズに進みましたか?

源田氏:突発的なプレスリリースの対応や数多くの当日変更項目などもあったので、スムーズかと言われるとLDSの皆様だけでなく、関係して頂いた方々は、本当に大変だったと思います。所属会社の枠にとらわれなく、1つのプロジェクトチームとして柔軟に対応いただけたことは、非常に助かりました。

~ 導入後 ~

4)リリース後の効果

・導入後の効果について伺いたいのですが、いかがでしたでしょうか?

源田氏:財団設立から、会員募集・決定と言ったスケジュールがタイトな中で、募集や財団会員の決定が実現でき、活動報告をタイムリーに行えたといった点では、事務局メンバーの負担軽減もでき、非常に満足しております。同時期に見積りをとった広告代理店などの数十分の一の予算で実現できたことで、財団としては、本来の目的により多くの予算を割くことが出来たのも大きかったです。

~ 今後 ~

5)今後展開やLDS社への期待

・今後の事業の展開やLDS社に期待する業務やサービスなどはございますか

源田氏:財団としては、人材の育英と文明の発達に向けて、支援の規模や数を拡大、財団会員や機関の融合を加速させていきたいと考えてます。LDSさんとは、財団のWebサイト構築から保守・2期目の募集までのサイクルを確立頂き、引継ぎまで完了しておりますので、現在は直接的な関わりからは離れてしまいました。財団の理念の実現(創意と前進)にむけて、協力・賛同頂けることがあれば今後もご相談をさせてもらいたいと考えてます。

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